寿山石の風水五爪の双龍
水晶玉をかかげた五本指の龍を玄関入って右側に置くと財運や、幸運をどんどん引き込んでくれると言われています。皇帝だけが使っていた五爪の格の高い龍の姿で、今は水晶を持っていますが、その時の目的に合ったクリスタルを持たせると一層効果的です。サイズ190mm×150mm
※※※※※「九龍図巻」宋の陳容画(ボストン美術館)竜は神獣(架空の生物)・霊獣であり、『史記』における劉邦出生伝説以来、中国では皇帝のシンボルとしてあつかわれた。水中か地中に棲むとされることが多い。その啼き声によって雷雲や嵐を呼び、また竜巻となって天空に昇り自在に飛翔すると言われる。 「竜に九似あり」とされ、角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼(注:中国で言う「鬼」は幽霊のこと)あるいは兎、体は大蛇、腹は蜃(この場合の蜃は蛤ではなく蛟の意)、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛にそれぞれ似るという。また口辺に長髯をたくわえ、喉下には一尺四方の逆鱗があり、顎下に宝珠を持っていると言われる。秋になると淵の中に潜み、春には天に昇るとも言う。 十二支に各々動物が当てはめられた際、唯一採用された伝説上の生物である。後漢の王充『論衡』言毒篇に「辰為龍、巳為蛇。辰、巳之位在東南」とあるのが、確かめられる最も古い記述である。なぜ辰だけが想像上の動物になったのかはいまだに議論の的であり、定説がない。一説に竜の起源・または伝承の元は、古代に黄河流域にも実在したワニの一種(ヨウスコウアリゲーターもしくはマチカネワニ)ではないかとも言われている。寒冷化や森林の砂漠化に伴ってワニやゾウなどの動物が姿を消し、そののちに誇張され伝説化したものだという。この説に拠れば、以上のことは現在残っている竜の図像の歴史的変化からも窺い知ることができるとのことである。また、不完全な首長竜等の化石を見た者が想像を巡らせて竜を発案するに至ったという説もある。インドの竜竜の起源は中国だが、インドの蛇神であり水神でもあるナーガの類も、仏典が中国に伝わった際、「竜」「竜王」などと訳され、八部衆の一として組み込まれた。そうした関係から、仏教伝来以後の中国の竜もまた、蛇神ナーガのイメージから多大に影響を受けたことは想像に難くない。たとえば道教における竜王は、ほとんどインドのナーガラージャと同じ性質を持つ。ちなみに日本でヒンドゥー教など他の聖典や文学などを翻訳する場合でも、それらインドの神格を「蛇」ないし「竜」とするのが通例となっている。 日本の竜 釈迦八相記今様写絵(二代目歌川国貞、19世紀)様々な文化とともに中国から伝来し、元々日本にあった蛇神信仰と融合した。中世以降の解釈では日本神話に登場するヤマタノオロチも竜の一種とされることがある。古墳などに見られる四神の青龍が有名だが、他にも水の神として各地で民間信仰の対象となった。九頭竜伝承はとくに有名である。灌漑技術が未熟だった時代には、干ばつが続くと竜神に食べ物や生け贄を捧げたり、高僧が祈りを捧げるといった雨乞いが行われている。有名なものでは、神泉苑(現二条城)で弘法大師が祈りを捧げて竜神を呼び、雨を降らせたという逸話がある。 竜の指竜を描く場合、国によって指の本数が決まっていた。最高位である5本の指の竜(五爪の竜)は、中国での作品のみに見られる。四爪の竜は、朝鮮など近隣諸国の中で特に中国に近い国で描かれていた。最後に三爪の竜は近隣諸国の中でもやや遠くにある国(日本など)で描かれていた。本稿に掲載されている画像も日本で描かれたものであるため三爪である。五爪の竜は中国の皇帝しか使うことが出来ず、一説によるとこれは中華思想が元にあり、皇帝の威厳を保つ役割もあったとされる。現在ではそのような約束は失われたため、誰でも自由に描くことができる。北京北海公園(旧皇帝御園)の九龍壁に皇帝の象徴の五爪の竜があります


